手動製麺機を見に。
ちょっといつもとは違うちひログ。
おなじみの安中市安中の旧碓氷郡役所。
こちらで手動製麺機の展示をやっているということで、群馬の麺類の発展を願う僕はやってきました。
1975年ごろまでは養蚕農家を中心に各家庭に普及していた手動製麺機。
それが約70台展示されていました!!
粉を伸ばす?部分と切る部分に大きく分かれていて、それをレバーをスライドさせるだけで出来たりなどいろいろ型式がそれぞれ○○式などで別れています。
見てこの歯車感!
歯車とかメカ感が男子にはたまらないですね!!!
男子はこういうのも好きだぞ。
女子ウケしそうなやつもありました(笑)
レバーの部分がこんなかわいいやつも。
セレブ(?)なやつも。
装飾にまでこだわっているところを見るといかに普及していたかがわかります。
それを表す普及率がこちら!群馬の圧勝ですね!!なぜ!!!!
そんな疑問もていねいに教えていただきました。
1つは群馬が小麦の産地であること。
1つは女性が主役の養蚕が盛んだったことだそうです。
お母さんが忙しくても子供達が製麺機でうどんやお切込みを簡単に作れるように、養蚕農家には製麺機が必ずあったとか。
こんな風にね。
そんなわけで体験してみました。
ここから生地を入れて伸ばします。伸ばす…で合ってる??
うちのおばあちゃんがうどん作るときに踏む作業ですね。
何度か繰り返して…
次にカッターの方で麺を切ります。おおおおお
奥側はカッターが太目でおきりこみ用だそうです。
できたよー簡単!楽しい!
刃を替えたり粉を替えたりすればうどんも蕎麦もらーめんも作れるよ!
群馬のうどん蕎麦屋の多さ、ラーメンの人気…
上州麺文化のDNAはここから来ているんですね!
大変興味深い展示でした!これからもうどんとか蕎麦とかラーメンとか食べるぞ(笑)
次回のちひログはきっとうどん屋さんでしょう。